会員の活動【リフレクソロジー】

芹澤 久美子さん

芹澤 久美子さん(静岡県)サポートケア・リフレクソロジスト会員

『導かれて』~仲間とスクールに支えられて~

私は現在、回復期リハビリテーション病棟で介護福祉士として勤務しており、日々リハビリに励む患者様の生活に関するケアを行っています。
患者様は疾患のため足がむくんだり、高齢であるため疲れやすかったりします。そんな時、私にもっとできることはないだろうか、マッサージ等何か今から身に付けられるものがないだろうかとネットを検索し、そこでリフレクソロジーの存在を知りました。
早速リフレクソロジーの資格取得のため資料をあちこちから取り寄せ検討していたところ、JRECよりお電話をいただきました。資料だけでは分からないところも丁寧に細かく説明していただき、どのコースを受講すればよいのかアドバイスを受け、入学することを決めました。
リフレクソロジーを学べる所はいくつもありましたが、技術をしっかり身につけたいと思いJREC を選びました。

介護福祉士の資格取得から十数年、ケアマネ受験から十年近く経ち、物を覚える力がかなり低下していることを実感する事となりました。レギュラーコースのテキストはリフレクソロジーの理論から身体の仕組み、栄養素の働き等、基礎知識からしっかり学べるようになっていました。早速、年明けからスケジュールを組み、テキストを読み込み、課題の添削レポートを提出し、それが返却され復習していた頃、またお電話をいただきました。それは指導部の方からの実技スクーリングの案内でした。
宿題等もあり躊躇していたのですが、スタッフの方に励まされ、5月のスクーリングに参加することにしました。
それからの毎日は、テキストの読み込みと添削レポートの提出に加え、DVD を繰り返し見て作成した手順書を写メし、スマホでいつでも見られるようにして「反射区」と「トリートメントの流れ」を一生懸命に覚えました。

スクーリング当日は、川口先生の的確かつ情熱的な指導に感激しました。
手元ばかり見ていないでクライアントの顔を見てと言われた時、日頃職場で患者様の歩行の見守りをしているとき、足元ばかり見ていないで目線を前に向けましょう、と声かけをしている自分を思い出しフッと口元が緩んでしまいました。相モデルになった方から「気持ちのいい手ですね」と言われたことは忘れられません。休み時間や早朝の復習など受講生全員の熱心な取り組みに助けられ、修了することができました。

スクーリング終了時、今度はサポートケアリフレクソロジスト認定研修会参加の案内を受け、翌日職場で勤務変更をしてもらい、またもや課題に追われる1ヶ月の末、研修会に参加しました。
教わるばかりではなくシチュエーションを設定され、自分たちで考えながら行う形式で、正しく圧がかけられているか、身体の使い方は適切か、あちこちから先生への質問の声もあがっていました。最後に2日間の締めくくりの認定試験があり、私にとっては2ヶ月の集大成で今できる全てを出し切り、10日後に合格通知をいただきました。

7月にはレギュラーライセンスの登録審査があり、そちらも無事合格しました。要所要所で水先案内のように導かれながらの7ヶ月間でした。
すぐに患者様に施術するにはクリアする問題もありますが、スタッフからも自分にやってもらいたいという声もあり、ぜひ活用できるように考えていきたいと思います。
今は取得した技術を忘れないように家族に施術しています。気持ちがいいとなかなか好評です。自己流にならないように、今後も定期的に復習会にも参加していきたいと思います。