JRECのリフレクソロジーは、何より施術前のカウンセリングを重視します。

トリートメント前にクライアントのプロフィール、健康状態、食生活、お仕事や運動量、体調の変化などを伺い、その時点でその方のお身体について「診立て」にあたることを行います。
それができるようになるには相応のキャリアが必要なため、マスタークラス以上ではケースレポートの学習を行い、またそのためには解剖生理学や栄養素の働き、一般的な疾病や症状の知識などが必要です。

とはいえ、医療従事者でもない方にはとっつきにくい分野でもあり、なかなか学習が進まないという方もいらっしゃるかもしれません。

でも、ちょっと視点を変えると、身体に関することは結構身近にポンとあったりするものです。
今回は、JRECスタッフの経験も含めてのお話しです。

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昔読んだ「ドラえもん」の漫画に「人間製造機」という回がありました。マシンに人間の素となるものを入れると人造人間が作れる、という話ですが、のび太くんが集める材料は

脂肪として せっけん1個
鉄分として くぎ1本
リンとして マッチ100本
炭素として えんぴつ450本
その他 石灰、硫黄、マグネシウムに水1.8L
で約3㎏の人間ができあがる・・・

と、ちょっとホラーな内容ながらもヒトの身体の構成物質と量が説明されており、子どもながらに感心し、いまだに記憶に残っています。

手塚治虫さんは医師免許をもっていましたが、代表作の一つ「ブラックジャック」にはたくさんの病気や症状、臓器・器官や薬剤などが出てきますね。読んで覚えた病名もたくさんあり、興味をもって一つ一つ調べたものです。

また数年前、清水茜さんの「はたらく細胞」を読んだ時には驚きました。特に免疫系の初歩的な理解にはかなり役立つと思います。

1911年に現在のビタミンB1を米ぬかから抽出した鈴木梅太郎教授は、これを「オリザニン」と名付けました。
お米(稲)の学名がOryza(オリザ)であることからですが、宮沢賢治「グスコーブドリの伝記」に出てくる稲をイメージした架空の植物も「オリザ」で、米ぬかとビタミンB1とが即座に結び付きました。

TVドラマでは、病院や法医学、科学捜査などを扱ったものも多いですね。
観ていると、皆さんがリフレクソロジーの学習中に聞き覚えのある用語や名称もたくさん出てきたりしませんか?

専門図書ではなかなか覚えられない知識でも、ご自分の好きな分野や娯楽を兼ねた中に登場するものであれば、印象にも残るのではないでしょうか?

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新型コロナウィルスの影響で、健康や体調管理への考えが深まった方も多いと思います。

ぜひご自身の周りからも、「勉強の種」を見つけてみてください。